誰もが避けては通れない肩こりの原因に"老化"があります。老化の現れ方は人それぞれですが、20歳を過ぎれば老化は始まっています。芸能人の方など、いつまでも若々しい方が大勢いらっしゃいますが、内部の老化は、早い時期から進行していくのです。
この誰にでも起こる体の老化現象は、首や肩のこりと密接な関係があります。老化にともなって、背骨や筋肉が弱くなると、姿勢を維持する力が低下するため、首や肩にかかる負担が大きくなるのです。
また、骨や筋肉に劣らず重要なカギを握るのが椎間板と呼ばれる組織です。背骨は、24個の椎骨が連なっていますが、椎骨だけが積み重なっているわけではなく、間に椎間板がクッション材として挟まっています。椎間板は、水分を多く含んだ組織ですが、10代後半から減少して、徐々に弾力性が低下していきます。その結果、背骨に力が加わっても衝撃を吸収・緩和できなくなり、首や肩の筋肉が緊張し、こりやすくなります。
また、女性にはもう一つ"更年期"と呼ばれる40代半ばから50代半ばにかけての体の変化に問題があります。更年期とは、ホルモンバランスに変化があらわれる時期で、この変化によって、骨中カルシウムがどんどん流出して骨がもろくなり、骨折しやすくなります。
また、更年期には自律神経の働きが不安定になります。このため体温調節や血液循環の機能が乱れやすくなり、手足の冷えやのぼせ、めまい、動悸、頭痛などの不調などとともに、肩こりがあらわれます。加えて、更年期に多くみられる精神的な落ち込み、ストレスも肩こりを起こす要因となります。
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