病気による肩こりでない場合、肩こりと言うのは簡単に言うと"正座による足のしびれ"のようなもので、肩の筋肉のしびれのようなものです。足のしびれがそうであるように、いきなり肩こりになるということはなく、段階的に肩こり状態となります。この変化を知っておくと、肩こりに早めに対処することができ、慢性化することを防ぐことも可能になります。
健康な筋肉は、その細胞内に水分や血液がスムーズに循環していて、程よい弾力があります。しかし、机に向かって長時間同じ姿勢を続けたり、就寝中などに不自然な姿勢をとったりすると、 肩の筋肉に負担がかかり、"乳酸"という疲労物質がたまります。すると、筋肉が硬くこわばってきて血管を圧迫し、血行が悪くなります。 この血行不良が、肩こりのはじまりです。
このように血行が悪くなると、 血液の流れにのせて疲労物質を取り除くという、本来自然に行われている、回復機能が働かなくなります。すると、ますます筋肉が硬直するという、悪循環を繰り返すようになり、硬直が慢性化して血液循環が悪くなるため、さらには冷えの症状も出てきます。
この状態からさらに放置しておくと、この硬直した筋肉が末梢神経を圧迫し、神経細胞が障害を受けて傷ついてしまいます。その結果、炎症性の化学物質が生み出されて、 "重さ"や"だるさ"、"ピリピリした痛み"や"ジーンとした痛み"、"しびれ"などを引き起こし、解消の必要な肩こりとなります。
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