肩こりや腰痛は、どちらも背骨からくる痛みだとも言え、2本足で歩く人間に特有なものです。そもそも、2本足で立つこと自体、背骨に大きな負担をかけています。背骨は、首の部分を頚椎、その下に胸椎があり、腰の部分を腰椎と呼んでいます。
頚椎から肩こり、また、腰椎の部分から腰痛と言うことになります。その為、その両方に悩まされている人も、少なくありません。
これまでに紹介したように肩こりの原因は様々で、頚椎や肩関節からも起こります。頚椎は、年令を重ねることにより、頚椎そのものや、その間にある椎間板が変形して、神経を圧迫し、首の痛み、肩こり、腕がしびれたりすることがあります。これを頚椎症と言い、アジアの人に多く、特に日本人に多いと言われています。
一方、腰の痛みにも、若い人から、高齢者まで、いろいろなケースがあります。急に腰がギクッと痛くなるギックリ腰などは、重いものを持ち上げようとした時や、急にふり返ろうとした時などにも起きます。腰の筋肉が痛む場合や、背骨の腰椎が原因で起きるものがありますし、病気に起因する肩こりのように内臓からくるもの、特に、女性の場合は骨盤内臓器からのものも多いようです。
腰の筋肉が原因の場合は、筋肉そのものが痛む場合と、筋肉を包んでいる筋膜の炎症が原因で起こるものもありますが、肩こり同様、無理な姿勢や、疲労の積み重ねから、筋肉が疲労している時にも起きます。同様に、肥満は腰にとって大きな負担で、肩こりと腰痛の併発となる可能性が高いと言えます。
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