頚椎に関係する病気による肩こりで、頚椎そのものではない疾患に、頚椎後縦靱帯骨化症(脊柱靱帯骨化症 )があります。後縦靱帯とは、7つ連なった脛骨の裏側にそれらを繋ぐように延びている靱帯です。
。
後縦靱帯骨化症は、この靱帯が何らかの原因で厚みを増して硬くなり(靱帯の骨化)、それが脊髄を圧迫することによって起こる病気です。この病気は遺伝的に日本人に多く発生することが知られていますが、残念ながら骨化の発生に関しては原因が分かっていません。
発症すると、手足が痺れる・痛む、手の細かい作業がしにくい、脚が突っ張るなどの症状が現れます。同様な病気に、頚椎黄色靱帯骨化症、頚椎前縦靱帯骨化症などがあります。その他頚椎まわりでは、頚椎捻挫やむち打ち症でも、肩こりや頭痛などの症状が現れます。また、はっきりとした病名のつきにくい、首、肩、腕にかけてのこりや痛み、痺れなどの症状を持つ、頚肩腕(けいけいわん)症候群があります。
また、筋肉が起こす病気として、胸郭出口(きょうかくでぐち)症候群という手を上に上げると痛む・手指の冷感・指先が蒼白・紫色になる等の症状を伴う疾患があります。
この疾患は、「胸郭出口」と呼ばれる、首から肩口にかけての神経と血管の通り道で、骨と筋肉より血管や神経がいくつかの原因で圧迫される疾患の総称です。圧迫の部位により、斜角筋症候群、肋鎖(ろくさ)症候群、小胸筋症候群、頸肋(けいろく)症候群などがあります。首が長く、なで肩の女性に多いという特徴があります。
スポンサードリンク